eyecatch

君の音楽が攻撃を受けている。

君が解放して取り戻すんだ!という設定の音楽シューティングゲーム。

直訳しただけなので意味がよくわからないしそんな設定はどうでもいい。

 

要は自分の好きな曲で遊ぶことができ、リズムに合わせて敵が出てきたり盛り上がりに合わせた演出がされるゲーム。

激しい所では赤系の配色が多くなり、静かな所で青系の配色が多くなるあたりはAudiosurfと似ている。

 

Audiosurfがパズル&避けゲーならSymphonyはシューティング。

シューティングゲーの要素がしっかりしていてそこにうまく音楽を合体させた。

 

自機の操作はマウスで行う。

 

 

武器

武器のカスタマイズが楽しい。船の種類は1つしかなくとも、様々な武器を4つ搭載することができる。

 

種類は今のところそこまで豊富という訳ではないが、それぞれの武器を搭載する箇所・向きを変えることで戦い方が大きく変わるので遊び方も増える。それに加え、「この武器は左クリックで発射、この武器は右クリック、他の武器はオート」といった設定もできる。

 

武器選択

 

初期武器はブラスターしかないが曲をクリアするごとに武器が手に入る。武器は曲1つにつき1つ割り当てられていて、その曲をクリアすると武器が1つ手に入る仕組みだ。クリアするまでどんな武器が手に入るかはわからない。

 

また、曲をクリアすることで得られるKUDOSを消費してアップグレードすることで威力やレーザーの数が増える。

 

手に入るアイテムが武器ではなくドロップアイテム(敵を倒した時に落ちるアイテム)の時もある。ドロップアイテムをアンロックすることでゲーム内でそのアイテムがドロップされるようになる。

 

レア扱いの武器が出ることもあり、コレクター精神をくすぐる。

 

難易度

難易度は6つあり、やさしい順に「PIANISSIMO」「PIANO」「MEZZO-PIANO」「MEZZO-FORTE」「FORTE」「FORTISSIMO」となっている。音楽らしい表現で遊び心がみえる。

 

易しい難易度に比べ難しい難易度では敵の数が増え体力も多くなる。一番下の難易度は優しめでかなり余裕があるが、3番目くらいからは激しいプレイができるだろう。

 

SS

 

武器をどんどん強化すれば低い難易度は簡単になるが、高スコアが狙えるかというとそうではない。

それぞれの難易度にはしきい値があり、武器の総出力がしきい値を超えると超えた分スコアから引かれる。

 

しきい値と総出力が同じなら「スコア×1.0」、総出力の方が大きいと「スコア×0.8」のように計算される。逆に総出力の方が小さいとその分「スコア×1.2」というようにスコアがプラスされるので高スコアが狙えるかもしれない。しかし中難易度以上で総出力の方が小さい場合だと結構苦戦した。

 

この仕組みによってうまくバランスが取られている。

 

敵にぶつかったりダメージを受けたりするとその部位が破損し、一部の武器が使えなくなったりする。被弾の仕方によっては一発で死ねる。壊れた部分を修復するには敵を倒した時に落ちる音符を拾えばいい。音符は自機が壊れていないときに拾えばスコアになる。逆に言えば敵機を倒しただけではスコアにならず、スコアに加算するには音符を拾う必要がある。

 

残機などのシステムはなく何回でも死ぬことが可能だがスコアがマイナスを食らうし、一定時間スポーンできない。

 

ボス

プレイ中にランダムにボスが出現することがある。ボスは何者かに捕らえられた有名な作曲家たちだ。

 

ボスを倒す(解放する)ことでSymphony of Soulsという譜面のようなものを解放していく。ストーリ上のちょっとした要素。

 

ボスは全部で6種類。それぞれのボスの挙動や攻撃の仕方は様々なので戦い方も変わる。

 

SS

 

総評

美しいヴィジュアルや、そのヴィジュアルにマッチした効果音やメニュー音楽も素晴らしい。シンプルな作りでありながらユニークさもある敵も見ていて飽きない。

 

武器のカスタマイズ性の高いことからプレイスタイルが固まってしまうこともないだろう。斬新な武器の組み合わせをしたら意外と強かったりするかもしれない。新しい曲をプレイする度に新しいアイテムをゲットできるのでついつい長時間プレイしてしまうこともある。

 

音楽にヴィジュアルが加わることで自分の好きな音楽をより楽しめるだろう。単にシューティングゲーとして見たとしても十分な出来で、敵を倒した時の効果音やヴィジュアルがしっかりしていて爽快感がある。はまること間違いなし。ただ、光線や爆発など画面上の視覚エフェクトは結構激しいので目を酷使し過ぎないように注意したい。

 

また、日本語が文字化けするのでアーティスト名や曲名が日本語だと「□」で表示されてしまい何がなんだかわからなくなってしまうのが痛い。今後改善される可能性はありそう。

 

Playismでは日本語版が配信されているが、Steam版では対応言語は現在英語のみとなっている。(Playism版もやはり曲名などは文字化けするがいくつかの文字は日本語で表示できるらしい)

 

外部サイト

 

Steam | Symphony – http://store.steampowered.com/app/207750/

 

Playism | Symphony(日本語版) – http://www.playism.jp/games/symphony/

 

スクリーンショット

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プレイ動画

 

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